神奈川県小田原市の真壁畳店です。熊本産畳表の勉強の為、熊本県八代市にい草の刈り取り研修に行ってきました。

い草生産者の橋口様ご夫婦と刈り取り研修が一緒でした、愛知県の鈴木さんと伊藤さんとの写真です。
い草生産者の橋口様ご夫婦と刈り取り研修が一緒でした、愛知県の鈴木さんと伊藤さんとの写真です。
生産者の橋口様は、い製品品評会 農林水産大臣賞を4度受章させています。
生産者の橋口様は、い製品品評会 農林水産大臣賞を4度受章させています。
2日目の夜中、3時30分からハーベスタでい草の刈り取りを始めるところです。
2日目の夜中、3時30分からハーベスタでい草の刈り取りを始めるところです。
い草を刈り取り、専用コンテナに手積みしたところです。
い草を刈り取り、専用コンテナに手積みしたところです。
い草をシャワーで洗浄後、泥染めするところです。
い草をシャワーで洗浄後、泥染めするところです。
泥染めしたい草を釜入れするところです。
泥染めしたい草を釜入れするところです。
暑いので、熊本で販売されている、氷と小豆の入った氷菓子をいただきました。
暑いので、熊本で販売されている、氷と小豆の入った氷菓子をいただきました。

こんにちは。小田原市畳地域にあります、真壁畳店です。


飛行機が駄目ですが、勉強に7月12日(木)~14日(土)に、昨年に続き、肥後物産(株)様からご案内いただきまして、熊本県八代市にい草の刈り取り研修に、い草生産者様で超有名な「橋口英明」様にお伺いしました(^o^)

橋口様は、い製品品評会 農林水産大臣賞を4度受章されております。


刈り取り研修工程です。


1日目

・ハーベスタでい草を刈り取り、手積みで、い草専用コンテナに積み込みます。


2日目

・夜中、3時30分頃から、前日と同じ作業で、ハーベスタに乗りい草を刈り取り、手積みで、い草専用コンテナに積み込みます。

・い草専用コンテナに積み込んだい草をシャワーで洗浄します。

・い草を泥染めします。

・い草を乾燥させる為、乾燥釜へい草専用コンテナを7台並べます。

・乾燥が終わったい草を、い草に多く付いた染土を専用機械で落とし、手作業でい草専用

袋の黒い袋に入れます。

・袋に入れたい草を二階の倉庫に手作業で積み上げます。

・乾燥釜の掃除をします。

・杭抜き、網外しをします。

(次の釜入れの為の作業です。)


研修日までで、丁度5割程の刈り取りとい草の保管が終わりました。

後、7割の刈り取りとお聞きしました。

梅雨明けの暑い中、八代の生産者様は、夜中から夜までい草の刈り取りと田植えで1日で2日分の労働力です(*_*)

生産者様の奥様は、い草の刈り取りと家事の両立でビックリする程です。

1反から、350枚~400枚の畳表になります。

橋口様の特上品、ひのさらさ畳表は350枚~400枚のうちの厳選したい草で20枚前後になります。

学科でも勉強してきましたが、い草の生産者様によって、手間のかけ方でい草から畳表になるまで、全然違います。

い草の産地に刈り取り研修に行く事で、畳表の見極め力が養われます。

橋口様のい草への情熱、繊細さ、手間のかけ方を身をもって感じました。

自分も畳職人として、畳替えも同じ事が言えると感じます。

畳職人として、橋口様の畳表を使用して、手間をかけてしっかりした畳が製作したいです。


今年の刈り取り研修の日程では、母校の茨城県畳職業訓練校偉大な先輩3名の方と後輩1名が一緒でビックリしました(@_@)

肥後物産(株)様、橋口様、ご一緒でした他県の畳屋、大変お世話になりました。

今後とも宜しくお願い致します。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。